LIFE AT ERICSSON

伊集院 隆弘

業界をリードしている感覚があります

お客様のネットワークはエリクソンの通信機器だけで動いているわけではありません。当然エリクソンの機器と他の国内外の通信機器メーカーの機器と接続します。私の所属する部門は、ソフトウェアのアップグレードの際に他のベンダーの機器ともうまく接続できるかも考慮し、その影響を検証し対応するところです。他のベンダーのエンジニアとの交流も頻繁に起こるという、ちょっと独特なところです。他ベンダーとは、時には規格の仕様についての議論から始まることもあります。仕様レベルからのディスカッションができるのは、エンジニアとして面白いところだと思います。エリクソンはもともと標準化プロジェクトの仕様規策定から参加しているので、会議全体をリードすることになります。エリクソンは開発した技術を独占しているのではなく、オープンにしているのが特徴。これは社会がより"つながる"ために大切なことではないでしょうか。

ひとりひとりが主体的に動ける環境

以前の会社では、私は携帯端末のソフトエンジニアでした。たまたま端末検証用の機器の件で、エリクソンの人と話す機会がありました。最初の印象はとてもラフなイメージ。従来なら大人数でやってくるようなミーティングでも、数名で対応できてしまう。少数精鋭で、エキスパートの集団という印象でした。入社後も、みんなが主体性をもって働いているという印象はあります。現在はテクニカルコーディネーターという立場で、全体のプロセス管理やアドバイスをしています。日本は世界に先駆けて最新の技術を導入することが多いので、今まで直面したことがないような問題にぶち当たることも多いです。そういう経験やノウハウが国を超えて共有できるのは、グローバルカンパニーだからこそ。私は通常の業務に並行して、エリクソン全体で行われるナレッジシェアリングを推進する活動のリーダーをしています。その会議のために海外出張することも多いです。

TAKAHIRO IJUIN   伊集院 隆弘

サービスデリバリーオペレーション統括本部
コアネットワーク本部