株式会社エスプール

近況のご報告

(2011年10月13日更新)

株主の皆様の日ごろのご理解とご支援に、心からお礼申し上げます。2011年10月6日に第12期(2011年11月期)第3四半期の業績を発表いたしましたので、その概要と今後の見通しについてご報告させていただきます。

第12期(2011年11月期) 第3四半期までの総括

収益改善が進み、営業利益、経常利益、四半期純利益ともに黒字転換しました。

売上面では、主力の人材ソリューション事業とビジネスソリューション事業が好調に推移した結果、連結の売上高は4,324百万円(前期比5.5%増)となりました。スマートフォン市場の拡大を背景に携帯電話販売員の人材派遣サービスが好調に推移したほか、アウトソーシングサービスについても、キャンペーン部門、ロジスティクス部門ともに堅調に推移いたしました。
収益面では、前期より取り組んできた収益改善が進み、連結の営業利益は18百万円(前期は299百万円の営業損失)となりました。ロジスティクスアウトソーシングにおいて生産性の向上が進み利益率が改善したことや、業績悪化の主要因であったシステム事業の黒字転換が大きく寄与しています。 連結の四半期純利益は、営業利益の黒字転換に加えて子会社株式の売却益を計上したことで、46百万円の四半期純利益となりました。

第12期(2011年11月期) 第4四半期以降の取り組みについて

GC注記解消に向けた取組みは完了へ。成長軌道への回帰を目指します。

2011年9月29日に、当社の子会社でシステム事業を営む株式会社GIMの全株式を220百万円にて売却いたしました。本株式譲渡により、連結にて160百万円の特別利益の計上を見込むほか、株式の売却益並びに貸付金の回収により、309百万円の現金収入が発生しております。 黒字転換を達成し、周辺事業の売却を進めたことで、自己資本比率も10%台まで回復する見込みです。重要課題であった財務基盤の安定化に一定の目処がつき、債務超過解消による猶予期間の解除及びGC注記解消に向けた取り組みがほぼ完了いたしました。 今後は成長軌道への回帰を目指して、創業以来注力してきたビジネスソリューション事業、人材ソリューション事業に経営資源を集中し、市場拡大が見込まれるロジスティクスアウトソーシングや障がい者雇用支援サービス、シェア拡大が見込める人材派遣サービスを成長戦略の軸として事業拡大を図ってまいります

第12期(2011年11月期) 第3四半期決算説明会資料 (2011年10月6日発表)

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