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企業変革を支援し、日本を元気にする! それが創業以来変わらない私たちの使命です。これからの10年も、エスプールグループはお客様に喜ばれるアウトソーシングサービスを提供していきます。 代表取締役会長兼社長 浦上 壮平
2011年3月11日に発生しました東日本大震災により多くの方の尊い命が失われたことに、深い哀悼の意を捧げますとともに、被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。
これまで株主の皆様には、業績面で大変なご心配をおかけ致しておりましたが、当第2四半期累計期間には3期ぶりの黒字転換を果たし、第2四半期末時点で債務超過を解消することができました。そして、第12期の折り返し地点を越えた現在の業績も順調であることを、ここにご報告申し上げます。

第12期(2011年第2四半期)を総括してください。

黒字転換を達成し、債務超過を解消することができました。
当第2四半期累計期間においては、2011年2月末にエスプール総合研究所の全株式を同社経営陣に譲渡したことから、前年同期比で売上高では162百万円、営業利益では70百万円の減少要因が発生しました。

しかしながら、主力事業(人材派遣、アウトソーシング)が好調だったことで減少分を上回る売上を獲得したことに加え、コスト削減と売上総利益率の改善を図った結果、連結売上高は2,937百万円(前期比6.6%増)と2期ぶりの増収を達成し、連結営業利益は5百万円(前期から186百万円の改善)と黒字化を達成することができました。

また、上述のエスプール総合研究所の株式譲渡によって43百万円の特別利益が発生したことから、第2四半期末時点では債務超過を解消することができました。

第12期(2011年第3四半期以降)の取り組みについて

安定経営を目指して収益力の強化に努めます。
2009年秋のリーマン・ショックに端を発した世界同時不況から取り組んできた事業構造改革も、ようやく完了することができました。また、東日本大震災の業績への影響も限定的で、通期計画に対する進捗も概ね堅調に推移しています。当第3四半期以降については、成長軌道への本格的な回帰を目指して、「売上の拡大」と「収益力の向上」に努めてまいります。具体的には、各事業を「事業拡大を積極的に進める分野」、「自らの得意領域・強みに磨きをかけることに注力する分野」、「早期の収益化を目指す分野」に分類するとともに、それぞれの事業の戦略を明確にした取り組みを進めてまいります。

この後半で、さらなる業績の上積みを図り、通期の報告では、株主の皆様へより良いご報告ができるように努力してまいります。

黒字転換に向けたこれまでの取り組みと下期への施策

株主の皆様へのメッセージをお願いします。

今上半期は、赤字事業の黒字化と子会社の株式の売却によって黒字転換を達成することができました。しかしながら、黒字幅はいまだ十分ではありません。下期については、まずは主力事業の収益力を強化すること、あわせて、この数年間の赤字で脆弱化した財務体質を改善していくことが最重要課題となります。
今下半期、私たちは、成長軌道への回帰と早期の復配に不退転の決意で取り組み、株主の皆様のご期待に沿える成果をあげるべく、全社員一丸となって努力してまいります。株主の皆様には、中長期的な当社の成長にご期待いただき、引き続きご理解ご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。



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