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[特集1]成長への布石
エスプールは、新たな成長に向け、2年間さまざまな取り組みをしてきました。構造改革も第11期でようやく完了いたしました。今後は、収益性の向上を図りながら、さらなる成長を目指していきます
長期的にバランスのとれた成長の実現/専門性の高いアウトソーシングサービスの提供
2009年の世界同時不況以降、事業構造改革と収益構造改革の2つの改革に取り組んできました。

事業構造改革では、アウトソーシングサービスの強化を図ることにより、過去に9割近く占めていた人材派遣サービスの売上比率を5割以下に抑え、事業構成のバランスの改善を進めてきました。また、障がい者雇用支援サービスを新たに開始するなど、新たな成長に向けた事業展開を図ってまいりました。

一方、収益構造改革では、不採算部門の整理を進めるとともに、2期連続赤字の主原因となったシステム部門について、親会社主導による大幅なコスト削減と利益管理の強化を行い、2010年9月度には単月黒字化を達成することができました。以上の取り組みにより、2010年度第4四半期には連結で黒字を確保するまで業績も回復し、赤字解消に向けた改善は、前期(2010年11月期)内で完了することができました。

構造改革が完了した今期(2011年11月期)は、黒字回復を確実に達成するとともに成長軌道への復帰を目指してまいります。


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